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セイコー 初代セイコーマチック 30石 Cal.603 金機械 AD文字盤 オートマチック SEIKOMATIC [SL-0298]

セイコー 初代セイコーマチック 30石 Cal.603 金機械 AD文字盤 オートマチック SEIKOMATIC [SL-0298]

販売価格: 30,000円(税込)

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商品詳細

1960年代製のビンテージセイコー「セイコーマチック」自動巻きモデルです。

セイコーマチックはセイコーの多くの自動巻き腕時計に付けられた「何々マチック」というペットネームの中でも始祖といえるもので、1960年代頃の機械式時計最盛期に、セイコーの薄型普及機「ライナー」をベースに開発され、セイコーの男性用自動巻腕時計の主力製品として多くの製品展開がされました。62系と総称されるマチックシリーズの原点といえる初代セイコーマチックは1963年まで製造が続けられました。

ボールベアリングを採用した自動巻機構は腕のわずかな動きでもゼンマイが巻きあげられ、結果としてリュウズによるゼンマイ巻が不要となり、時刻調整のときにしか使わなくなったリュウズを埋め込み式にして、隠すことで外観のブラッシュアップと装着感の向上を実現しました。

12時位置にある独楽マーク(ジャイロマーク)は当時、自動巻き時計がまだメジャーな存在ではなかったため自動巻き時計を示すイメージシンボルとして文字盤に付けられていました。

30石という通常モデルより多いルビー数を備えたムーブメントは、全体が金メッキで美しくコーティングされており、高級仕様としてマチック最高峰の仕上がりです。

商品仕様

製造年代 昭和30年代頃・1960年代
ムーブメント 自動巻き Cal.603 30石
この商品について 放射仕上げされた美しいダイヤルには多面カットされたバーインデックス、エッジを際立たせたドルフィンハンドの組み合わせ。シンプルながらに細部に拘った凝った繊細な造りです。6時側にAD文字盤のマークが入っています。ケースクリーニング済みで清潔感のある状態です。 【ダイヤル(文字盤)】…シルバーダイヤル。 【ケース】…SS(ステンレススチール)のラウンドケース。 【裏蓋】…スナップバック。「FULL AUTOWINDING STAINLESS STEEL 15031DE」の刻印があります。 【風防】…プラスチック。 【ベルト】…ベルト・尾錠はSEIKO製。黒色。未使用品。
コンディション 【ダイヤル(文字盤)】…目視で確認出来ないレベルのごく微細な点シミがあります。特に目に付く大きなダメージはありません。文字やメモリのかすれ消えなどはありません。インデックス・針に経年変化があります。錆びなどは出ていません。 【ケース】…ケースはスレ、コキズが認められます。大きく致命的なダメージはありません。裏蓋の刻印は薄くなっています。 【風防】…交換済みで綺麗です。 【ベルト】…すぐにご使用いただけます。
付属品 付属品はありません。
日差 日差は24時間の実測で30秒以内に収まっております。(実装時は多少の姿勢差はあるかと思います)。
サイズ ラグ幅は19mm。ケース径は約36.6mm(リューズ含まず)、縦(ラグからラグまで)約43.8mm、厚さ約10.3mm(風防含む)です。
操作方法 右サイド4時方向にあるのがリューズです。リューズを引いて回すと針が動いて時刻調整ができます。ハック(秒針停止)機能はありません。手巻き機能のない自動巻きの時計です。針が止まっている場合などは少し振って(ゼンマイを巻き上げ て)からご使用ください。
ブランドについて 1881年、服部時計店として創業されてから130年以上もの歴史を刻み続ける日本が世界に誇る時計ブランド、SEIKO(セイコー)。創業者である服部金太郎の「常に時代の一歩先を行く」という理念のもと、数多くの革新的な製品を生み出してきました。1960年から70年代には日本の高度経済成長ととも名を広め日本を代表する時計メーカーとなりました。そんな時代に作られたセイコーの時計は今なお多くの人に愛され続け、国産アンティーク時計の中でも人気を博しています。

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