セイコー クロノス クサビインデックス 14KGF 手巻き 1959年 SEIKO Cronos OH済み [SL-0387]

2024年5月14日(火)まで。
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時を司る神「クロノス」の名をモデル名にしたセイコーの名品「セイコークロノス」です。

「クロノス」は第二精工舎(亀戸工場)が戦後初めてオリジナルで設計、開発を手がけたムーブメントの時計で付加機能を一切もたない中三針モデルです。

1958（昭和33）年に発売開始されました。

従来の腕時計よりも薄く、高性能でスマートなデザインが特徴。
チラねじの廃止、テンプ受けの改良などの工夫で、精度を高め「マーベル」よりも更に薄型のムーブメントを実現させました。

第二精工舎の手巻き腕時計の祖ともいえ、後のキングセイコー・ファーストの基礎にもなり、44グランドセイコーなどにも受け継がれて行きました。

クロノスという名前は時を司る神「クロノス(Chronos)」から来ています。
セイコーがスペルを間違えてCronosとしてしまったようです。

時計店でオーバーホール済みです。
ケースクリーニング済みで清潔感のある状態です。

ケースは14金張りで、高級感があります。

放射仕上げされた美しいシルバーダイヤルには細長のクサビインデックスがアクセントになり、洗練されたデザインとなっております。

筆記体で記された「Seiko Cronos」のロゴによりアンティークの落ち着いた良い雰囲気を堪能できる顔つきとなっています。

文字盤に文字盤に23jewelとありますが、
クロノス 17石のムーブメントに入れ替わっているようです。

裏蓋の内部に鶴のマークが刻まれています。
これは「セイコー製品であることの証」を示すもので、戦前戦後の時計の裏蓋などには殆ど刻印されていましたが、1960年代には段々と刻印されなくなったようで、貴重となりつつあります。

品位があり、洗練された長くご愛用いただける国産アンティークの逸品です。