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リコー ダイナミック オート 33石 オートマチック カレンダー F.G.Pケース 1960年代 RICOH Dynamic Auto 33jewel Automatic calendar [SL-0277]

リコー ダイナミック オート 33石 オートマチック カレンダー F.G.Pケース 1960年代 RICOH Dynamic Auto 33jewel Automatic calendar [SL-0277]

販売価格: 30,000円(税込)

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商品詳細

リコーの「Dynamic Auto(ダイナミック オート)」です。「TAKANO(高野時計)」から「RICOH(リコー)」への移行期の1960年代頃の時計です。当時は入っている石(人造ルビー)が多ければ多いほど高級機であるという「多石化ブーム」がありました。こちらは33石の仕様となっております。当時の大卒初任給が15,700円の時代に、33石のステンレスケースで8,800円の価格設定でした。このモデルをきっかけに各メーカーが多石モデルを相次いで開発しました。

商品仕様

製造年代 昭和30〜40年代頃・1960年代頃
ムーブメント 33石 自動巻き
この商品について F.G.P(金メッキ)ケースに入った高級感のある時計です。放射仕上げされた美しいダイヤルには多面カットされたバーインデックス、エッジを際立たせたドルフィンハンドの組み合わせ。細部に拘った凝った繊細な造りです。12時位置には「R」のロゴマークがアップライトで配されています。筆記体で記された「Dynamic Auto」のロゴによりアンティークの落ち着いた良い雰囲気を堪能できる顔つきとなっています。 ケースクリーニング済みで清潔感のある状態です。 【ダイヤル(文字盤)】…放射仕上げされた上品なシルバーダイヤル。 【ケース】…金メッキ(F.G.P)のラウンドケース。 【裏蓋】…スナップバック。スレンレス。「Dynamic Auto・AUTOMATIC CALENDAR・F.G.P. STENLESS BACK」の刻印があります。 【風防】…プラスチック。 【ベルト】…ベルト・尾錠はSEIKO製。黒色。未使用品。
コンディション 【ダイヤル】…ダイヤル(文字盤)は焼けとルーペレベルの微細なシミがあります。特に目に付く大きなダメージはありません。文字やメモリのかすれ消えなどはありません。針・インデックスは経年変化していますが錆びなど出ていません。 【ケース・裏蓋】…ケースはスレ、コキズが認められます。大きく致命的なダメージはありません。裏蓋の刻印は確認できます。 【風防】…コキズがあります。特に目に付く大きなダメージはありません。視認性も保たれています。 【ベルト】…すぐにご使用いただけます。
付属品 付属品はありません。
日差 日差は24時間の実測で30秒以内に収まっております。(実装時は多少の姿勢差はあるかと思います)。
サイズ ラグ幅は18mm。ケース径は約36mm(リューズ含まず)、縦(ラグからラグまで)約44.3mm、厚さ約10mm(風防含む)です。
操作方法 ケース右サイド中央にあるのがリューズです。そのままのポジションで手巻きができます。自動巻きの時計ですが針が止まっている場合などは時計本体を掌中で軽く振り、手動でリューズを巻き上げて針が動いていることを確認してご使用ください。リューズは右回し(時計回り)に指先の腹で前方に押し出すようにして巻き上げます。できるだけゆっくり優しく巻き上げてください。リューズを引いて回すと針が動いて時刻調整が出来ます。ハック(秒針停止)機能はありません。デイトは針を回して調整します。※デイトを変更した後、一旦針を前日の午後8時あたりまで繰り戻した後、反転して進めるとクイックチェンジできます。
ブランドについて リコーは現在も多くの分野で活躍しているメーカーですが、1960年代頃に幻のメーカーといわれている「TAKANO(高野時計)」を吸収した歴史があります。TAKANOは技術力としては、日本を代表する時計ブランドのセイコーやシチズンと肩を並べる実力がありましたが、台風の被害などにより約5年ほどしか腕時計は製造出来ず、経営悪化のためにリコーに吸収されました。

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