昭和の国産アンティーク時計専門店・昭和ラウンジ

TAKANO [昭和の国産時計]

高野小太郎氏によって1899年に名古屋で創業された国産時計メーカー、TAKANO(タカノ)。掛時計の製造からスタートし、ドイツ・ラコー社のムーブメントを手本に1957年に第1号の「ラコー型」を発表、腕時計の製造をはじめました。しかし、1959年9月伊勢湾台風の被害を受け、経営悪化のため現在のリコーに吸収されてしまいました。技術力としては、日本を代表する時計ブランド・セイコーやシチズンと肩を並べる実力がありましたが、実質4年11か月程しか腕時計は製造されなかったため現在「幻」のメーカーといわれています。タカノの腕時計は4種類あり、メンズ用のラコー型とシャトー型、レディース用のハミルトン型(ハミルトンとの技術提携により製造)とスカーレット型となります。完全な自社ムーブメントはシャトー型とスカーレット型のみとなります。
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